ONE OUTS 第19話

さすがにあれだけドンドコやられりゃ誰でも気付くわな。
てか、前回だったか前々回だったかで売り子のおねえさんをわざとらしく
出してきたんだから今回もそのシーンを入れりゃいいのに!
と思ったのは自分だけじゃないだろう・・・
あれもあからさまな釣りで「んなわけねぇわな」と誰でも思うこと。
(もしかしてサービスカットのつもりってことはないわな)
で、謎解き編だが、これも誰でも最初に思う
「スコアボードとかから望遠レンズでのぞく」みたいなトリックではもちろんなくて、
「太鼓の音」が答え。
突込みどころはいろいろあるんじゃないかと思う。
例えば、太鼓の応援団がたくさん来たらまぎらわしいから、
「太鼓の応援は1つのみ」とかに制限せざるを得ないと思うのだが、
それもかえって不自然になるよね。
(アニメでは「法被も着ていない応援団が一人だけ」みたいなさらに不自然な描写になっていたし。
好意的に解釈すると「わかりやすさ」と「作画の手間」を考えて省いたのかな、と。)


でもまあこれはそういうのがメインじゃなくて「野球版カイジ」なんだろうから
そこらへんは「ふーん、そうくるのか」という感じ。
どちらかというと渡久地の解説、児島と出口の反応、そして監督だよなぁ〜。
マンガは知らないんだけど、マンガから入った人はこの演出に痺れるんじゃないかと。
カイジとかアカギのときはマンガから入ったので「シナリオ構成」と「演出」に
どうしても目がいってしまったわけだが、いろいろ秀逸なモノがあったので、
このアニメだとやっぱ監督さんかなぁ〜と。あの動きはないよな、怪しすぎ!
マンガじゃこうはなかなか表現できないから、ここはアニメに利があるだろうな、と。


ともかく野球モノではない何かとしてこのアニメはおもしろい。