鉄道むすめ 総評

最後だけ不思議ちゃんの話だったがそれ以外は前編でちょっとした出来事があって
それを後編で解決して最後はホロリ、という感じ。
めちゃくちゃおもしろいというわけでもないが割といい感じだったのではないだろうか。
電車スキーにはたまらんのかもしれないが、
自分にとって電車は単なる移動手段の一つに過ぎないのでそういう感慨はない。
ただ前の「鉄子の旅」よりはこっちの方が好きだな。
鉄オタが電車旅行するのを見てもちーっともおもしろくないんだけど。
こっちは「働くオジサン」ならぬ「働くお姉さん」なわけでまだ親近感がもてる。
まじめに仕事するからこその悩みがあってそれを昇華させていくというのは
みていて気持ちいいもんだ。やっぱそうじゃなきゃね。
北米系だと仕事の割当が決っていてその事についてはやってくれるが、
それ以外は大概「それは○○に聞いてくれ」みたいなことでやってくれないし、
時間が来たらピタッとお仕舞。この前、郵便局に時間ギリギリで手紙出しにいったら
「レジ閉めたから」とかぬかして絶対に受け取ってくれなかった。
それで10分から20分ぐらい問答したがダメ。
レジのカギを開けて切手を売るだけだろうに。1分で済むだろ、そんなの。
日本じゃほとんどそんなことないよなぁ。ハズレな人も極たまにいるけど大概やってくれる。


ラストエピソードは「電車好きになったら幸せになれる?」みたいな話だったわけだが
ちょっと微妙な感じだな。不思議ちゃんは幽霊かな!?と思ったが大当たりで
なんか成仏したみたいな話になった。北海道のなんたらかんたら駅ってなんだよ。
そんなもんよく知ってんな・・・
ちゅうかどこにも繋がっていない単線の電車って本当にないのかね?
もしそういう線があれば「電車はどこにでも繋がっている」という命題は成り立たないわけで。
そういうつまんない突っ込みが出るほど微妙な回だった。
ちゅうか「アレこれで終わり???」とか本気で思った。最終回のテロップ出てたっけ?