喰霊〜零〜 総評

いやぁ〜、やられた・・・
衝撃のダブル全滅エンドからどうなるのかと。
1クールものを逆手にとったいい構成だったなぁ。
アニメマエストロと言われる氷川氏も「衝撃だった」と言ってるし。
http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2008/10/post-3414.html
http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2008/12/post-e785.html

最終話も「殺生石よ、私の願いをかなえて」ということでうまいこと着地できた。
エピローグで神楽のちょっと成長した姿を描いたのもグッド。
これがあんなことになるなんてねぇ・・・


なんというか唇の描き方が独特で普通のアニメだと一文字に描く所を
唇の輪郭をククッと描いているから、それが味になっている。


ああ、まあそれはともかく構成の妙でかなりの傑作になったなぁ。
しょっぱなから全滅エンドというのも衝撃なんだが、
ちょっと思い返して「ああ、いや、そういうのもあるか・・・」
となるんだが、ダブルでくるとはかなりのショックだった。
さすがにそれからは回想話になってくれたので内心ほっとしたが。
この路線だともうヒーロー・ヒロインなしで1クールまるまる全滅エンドおち
ぐらいやらないと誰もビビらんだろうなぁ。
実は全滅の度に次々と手渡されていく武器こそが主人公で・・・とか!?


なにはともあれ、スタッフの皆様どうもありがとうございました。
記憶に残るなかなかの傑作になったと思います。