喰霊〜零〜 第9話

前回のヒキで「黄泉、死亡!」のように見えたが、違っていた・・・
これまで伏線はあったが、あれで神楽を怨んだり妬んだりとかはちょっとどうかと
思っていたが、ここからが本番なわけね。
身動き一つできず喋れない状態にして、「いっそ死んでくれていた方が幸せだったのに!」
をわざわざ体験させてやるわけね・・・えげつない。
とどめは神楽の「冥姉さんを殺したのは黄泉のハズないよね・・・(ハッ!やっぱり!!)」
で通じ合ってしまって、ジ・エンド。
何も語らせず一筋の涙に語らせる演出が素晴らしい。
出て行く神楽に「神楽ごめんなさい、神楽ごめんなさい、神楽ごめんなさい」
の携帯のメッセージが切ない。喋れれば言いたいことはたくさんあったろうに・・・
そこで悪の親玉の登場で黄泉は堕ちた・・・
心によるべがなくなって殺生石による甘美な肉体の快楽(いや、傷が癒えているだけなんだけど)
しまいには目つきまで変わっちゃったよ・・・
思い直して帰ってきた神楽が見たのはもぬけの病室。


黄泉の怨霊化には少し弱いような気もするが演出がよかったと思う。説得力がでた。
なんというかコレかなりおもしろくなってきたんですけど!