true tears

乃絵がしょっぱなから「わたし涙あげちゃったから」とか電波なこといってるもんで
どうなんだろう?とか思って斜に構えて見ていたが、
乃絵って実は人づきあいはあまりうまくないが割と素直な子で
電波発言も彼女のことをちょっと知ってみるとそれなりに理屈があるんだ
ということがわかってきて
手はかかるが悪い子じゃないなと思えてきた。好感度アップだわ、これは。
一方、比呂美の方は友達にごまかすため
「相手校のバスケ部の4番(乃絵の兄)が好き」って言ったのを
(本当に好きな)真一郎に聞かれちゃったもんで引っ込みがつかなくなって、
しかもせっかく有耶無耶になりかけていたのを真一郎がまた蒸し返して
「乃絵の兄ちゃん比呂美のことかわいいって言ってたよ」とか言うもんだから
「おせっかいな男の子ってバカみたい」
わざわざ海辺で真一郎とデート!?した晩にはじめて部屋にあげてもらった(あげた)
好きな子に(が)そんなこと言っては、
そりゃーそうなるわー。まったく余計なことを・・・
第5話でのここの演出、同じ場面を心のセリフだけ変えて
真一郎と比呂美の視点から見せるんだが
最初放送事故かとおもたアルヨ。意気込みは認めるが、そりゃわかりにくいって!
しかも心のセリフと地のセリフ一緒だし。それじゃあんま効果ないよ。
もうちょっと工夫が欲しいところではある。
で、第5話のラスト、愛子が編んでいたセーターは三代吉への思いからではなく
やっぱり真一郎への思いからでしたー
というオチ。三代吉、お前泣いていいぞーお前は全然悪くない、悪くないさー。


いやー、あちこちで地雷踏んで、ちゅどーんちゅどーん、てな感じで
いろんな意味でおもしろい。