未来からのホットライン マンガ版

J.P.ホーガンの言わずと知れた名作のマンガ化!
SFにタイムマシンものは必須と言ってもいいわけだが、
そこはハードSFの巨匠ホーガン。
明らかに矛盾するタイムワープものを書くはずない。
「情報」だけが未来から現在に伝わって、
その現在がまた未来を変えてしまう・・・という!?
やっぱり、よく考えると因果律は破っているわけだが、
量子論的には「微妙に」あり得るかも???という・・・


で、その傑作SFを星野之宣がマンガ化すると
じゃじゃーん!!こうなる!!!


いやぁー、現代的にアレンジされていていいわぁ。
「どこかでお会いしたことが!?」
「うふふ、何度もお聞きしたような」
というナンパセリフがスパイスになってきいてくる。
うまいわぁ・・・
(シュレディンがーの)猫もお約束とはいえ登場して
うまく小道具として使っている。
いやぁ、うまいわぁ・・・


こりゃ傑作ですよ。
「星を継ぐもの」もすばらしい出来栄えだったが
これも傑作。いやぁ、さすがだわぁ。