夢から醒めた夢

アニメと全然関係ないんだが、けっこう感動したので感想をば。


とあることで貰ったチケットで劇団四季の「夢から醒めた夢」を見に行った。
貰ってから気付いたが赤川次郎原作かぁ。なんだかなぁ。
なんか疲れていてめんどくさくなったので、やーんぴとか思ったが
9000円也を無駄にするのもなぁということで街まで出かけた。
雨降ってるし、あーめんど〜とか思いつつギリギリで入場。
K列ど真中でけっこうな特等席!
でもお客さんかきわけて着席すんのめんど〜。
てなわけで、気乗りせずに見始めたが、有体にいって感動だった。
四季の名前ぐらいは知っていたが、ちゃんとした劇は初体験。
いやぁ、よかった。
話として突っ込みどころはたくさんあるんだが、そういうのは関係ないねぇ。
子供連れで来ている人もけっこういたが、子供のうちからこういうのに
ふれるのは非常によいのではないかと思う。
なにしろ本物感が違う。夢の配達人さんの登場からよかったし、
存在感あったなぁ。舞台の演出も凝ってたし。照明やら大道具小道具。
でまあ演技そのものが上手い。ど素人が見ても上手いとわかる。
一人一人がどれほどの修練を積んで舞台にあがっているんだろう。
アメリカ行ったとき残念ながらブロードウェイは行けなかったが
比べたらどんなもんなんだろ。そうそうひけをとるとも思えんが。
この本物感が感動をよびおこす。


アニメもここまで本物感を出せるといいんだが。
アニメの場合は省略の美学というかフォーカスしてとことんインナースペース入っていくのがいいんだろう。そうしておいてバッと全宇宙の時間空間を俯瞰してみせるという。
媒体が違うので本物感も違う方向性が必要だ。
ともかくこういう劇なら毎年見たいな。昔はガンバの冒険もやったらしい。
見たかったな。