CLANNAD 第9話

風子編終了。
「去るものは日々に疎し」という言葉がぴったりくるなー、自分には。
風子は死んでないし、目を覚まして感動のエンディングへ
という展開もあるかもしれんが、消え去るものの儚さが自分にとっての本質だ。
ずっと忘れたくないという朋也や渚もやがて去るものとなるわけだし
もっと突っ込んで言えば、そういう朋也や渚も含めてアニメを現在楽しんでいる己の中から
やがては消え去っていくもの忘れ去られていくもの想い出のなかに埋没していくもの
というさだめを鑑みれば、えもいわれぬあはれさがある。
そういうところにおもしろさを感じる人は稀だろうが。


アニメ的な演出で一旦記憶から消えた風子が再登場、そして退場したかと
思ったら再々登場で姉にお祝いを述べて消えていくというのは
まあ感動する人も多いだろうなとは思った。