こどものじかん第8話

だめだぁー、こりゃ。
ピー音と放送カットが多すぎてまるでわけわからん。
1つ1つのエピソードは練りこまれていてよいできなのに
非常にもったいない。


なにしろ子供は残酷だ。
「おまえの母ちゃん死んじゃって、お口パクパクパク、チーン!」
みたいなことを平気でいう。
こっちの方がよっぽど残酷でひどい、自粛すべき表現だ。
(あー、いや、これもピー音だとほんとに無声テレビになっちまうが)
Hな表現があるからー、みたいなことで
なにも考えずにカットして、気になる人はDVD買ってね!!
みたいなのでビジネスになるのか?
テレビ作品として成り立っていないものをDVDで補完しようと
多くの人が買いにはしるようになるとはとても思えない。
元々コアなアニメファン(アニおた?)はプロモーションしなくても
こじかだから」とか思って買うわけで裾野を広げようとしたら
もっとちゃんと考えないといけないんじゃないかな。
あのね商法」もそうだったがこういうインスタントな方法で
DVDの売上がのびるはずがない。
(マンガの売上はのびるかしれんが。
とりあえずなんて言ってんのか知りたきゃそれで十分なわけで。
わざわざしばらく待って高いDVD買う必要もない。)


体の成長に心がついていっておらず心身がアンバランスになる年頃を
ターゲットに教育問題にまで踏み込んでまじめにぶつかっている作品
(とアニメだけ見て自分は高評価しているわけだが)
に対して、テレビは所詮撒餌だから、みたいな考え方をしているんだとしたら
非常に失礼な話ではなかろうか。
このアニメ化でいったい何を目指しているんだか、さっぱり伝わってこない。
ちょっとこれでは・・・と思うのは自分だけではあるまい。